EUDIWのパイロットプロジェクトに新たな要件

ニュース原文:

EWC brings update on EUDI Wallet pilots | Biometric Update

EUDIWでは4つのパイロットプロジェクトが存在します。

EU Digital Identity Wallet Pilot implementation | Shaping Europe’s digital future

その4つのプロジェクトの一角であるEWCが新たな見解を示しています。

EWCのミッション

EWCは、欧州委員会から旅行、決済、組織のデジタルIDに関するユースケースの開発を任されています。

しかし、EUDIWのリファレンス実装のガイドラインは未だ策定中です。

ユースケースの検討をしながら、技術的なガイドラインも策定をしているため、事態が複雑化し難易度が高いということがニュースには記載されています。

技術的なフレームワークが仮の段階のままユースケース実装を考えると、結局技術仕様はクリアしていても法的、ガバナンス的な問題が後から出てきて、てんやわんやという状況なのでしょうか。

「私たちはメンバーシップレベルでARFを活用していますが、最終的な規制は実施細則を通じて正式に定められることになります。」

とのことです。

つまり、パイロットの主な目的は、法的、技術的、ユーザーエクスペリエンスの観点でのギャップを特定することです。

よってパイロットの結果が最終的な実装ガイドライン、リファレンスフレームワーク、技術スタックの決定に影響を与える可能性があるということです。

リファレンスフレームワークを盲目的に信じるのではなく、社会実装にはビジネス的(法的な観点も含め)な視点も必要であると大変学びになります。

なお、EWCは決済プロセスに対するプロトコル(ウォレットと銀行の統合を支援する認証プロトコル)の強化を発表しています。

日本のメディアで世界のデジタルID,認証技術のトレンドが一覧化されています

ニュース原文

世界のデジタルIDと認証技術のトレンド:1月31日版 – @_Nat Zone

認証技術の界隈では有名なメディアかもしれませんが、2025年1月末の段階での世界的な発表やトレンドについて一覧にされています。

本メディアでも取り上げた、アメリカなどの国家単位での取り組みや、

バイデン大統領、デジタルIDとmDLを優先/DCCが学習者資格情報ウォレットの管理をOpen Wallet Foundationに譲渡

スタートアップの買収劇なども紹介されております。

Prove社がDID/VC企業を買収

業界のキャッチアップにうってつけですので是非ご覧ください。

世界のデジタルIDと認証技術のトレンド:1月31日版 – @_Nat Zone

イギリス: AIによる年齢確認 ジョン・ルイスがAIを活用した年齢確認をオンラインナイフ販売に初導入。 Yot…


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